入籍

入籍した。
大安だし、毎年お休みなので。
市役所の夜間通用口から
おじさんに婚姻届けを渡すも
「あれ、おれ当直らっけ、あれなんだて」と微妙に要領をえない感じ。
受理されてんのかな…。
彼のお母さんに報告してお昼をご馳走になり、
ムカデの殺し方を聞く
すごい山の中で
彼の家から30秒くらいの民家の裏に、こないだ熊が出たらしい。
そんで近くの神社にお参り
嫁に来ました、よろしくお願いしますと拝む。
うちの親へと旦那様がちいさい甓に入ったお酒を求めにいく。
すごくいい家族がやってる町の酒屋さん
ことさらおばあちゃんの繰り返す「ありがとう、ありがとう」が良かった
映画撮りたいくらいよかった。
わたしも仲良くなりたい。


紙っペら一枚で、付き合ってるころより
家族の歴史やご近所や馴染みのお店がぎゅんと近くなって面白かった。
そういうのをうちの両親に聞かせたい。