備忘

日曜日、早起きしてオカンと氷雪の門をみにシネウインドへ。
珍しく(失礼)並ぶくらい人が集まっている。
30年も公開されずに封印されていた映画で、
樺太の電話交換員だった少女たちの悲しいお話らしい。
らしい、というのは、
最後まで鑑賞出来なかったゆえ。
機材故障で上映中止になったのでした。
始まってしばらくしたらどんどん明度が落ちていき、背景は完全な闇、
ひとの顔らしき部分がかろうじて赤ぐろく浮き上がっていました。
見兼ねて、重度のウインド会員であるオカンがスタッフにつげにいき、
修復を試みるもその回は直らず。
朝一回で一週間のみの単館上映ゆえ、
わたしはもう見れず、またしばらく幻の映画となったけどこれも縁。
ひそやかな不満の声もあったけれど、怒鳴ったり詰め寄ったりする人もなく、
新潟のひとは優しいな、
そしてこういう映画を見に来る人だものな、としみじみする。
東京とかだときっともっとやなことが起こる。
自分が見れなかった事より、キレるひとがいないか心配になる。


さてこんなときは切り替えが大事。
これについては、美大で学んだ一番役立つことだったかも。
なんせ、不測の事態の確率のほうがいっとう高く、もはや常態化
待ち合わせに遅れるなんて当たり前、
待ってる間、いかにいらいらせずにステキな時間を過ごせるかが問われる
約束の一時間後、電話があり、「ごめんまだいえー、もう一時間待っててー」、さらに一時間後、また同じ会話…
この時、渋谷で5時間待った。こにょもにょ


こうした経験をたくさん繰り返して、
もちろん、人様にも同様のストレスを与えてきたおかげで
普通のヒトがストレスを感じるところには耐性ができ、
逆に誰もストレスに感じないことに打ちのめされたりする。
…ちぅことを思い出した。


逆に、とツイッターでつぶやいたら、
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