みくしぃとおなじですみませんね

「極端に落ち着きのないADHDだから」
話し始める時、きまって出てくるセリフ


会田誠氏の対談を聞きに行った。


お相手は、13歳のハローワークなどのベストセラーを手がけた編集者、石原正康


文化の秋ということで
新潟出身の二人の対談を地元紙が企画したのだ。


暇だと、股間にマイクをあてがっていじってみせる会田さん
ぷぷぷぷ
なにか言わんとするたびに
ADHDだから」とつけるところが
そこはかとなく新潟県人ぽさをひきたててる


客層がかなり上
びっくりした。
トーキョーなら若い子でごった返すはず
だって会田誠タダで見れるんだよ?
てかプロモーションも全くと言っていいほどしてないし
このゆるい感覚がたまらなくニーガタ
けっこう残念通り越してショック
大丈夫かニーガタ
これがニーガタの限界か、と、とことん凹んだ。



対談は面白かった。


特に会田氏が渦中のチン↑ポム擁護したってところが興味深い
広島上空で、飛行機雲で「ピカ」と書いて
かなり叩かれている彼ら
でもちょっと待って
作り手として、そのへん難しいなぁ、短絡的な批判でいいのかなぁ
と思いつつ
うまく自分の中でも整理できていない。
被爆者や遺族の方々の気持ちを考えろとか言われている
もっともだとも思う
でもなぁ
なんだか腑に落ちないもやっとしたものが残るのはなんでだろ


なんにもしないで
キレーゴトに塩こしょうして「クリエーターです」気取りのやつらと
超おもしろいことってなんだ?!と常々果敢に攻め入って、
今回は叩かれたチン↑ポム
そこにはすっごい大きな差があると思う
やり方は間違ったかもしれないけど
動こうとしてる熱みたいなエネルギーみたいなのは間違ってないと思う
ちょっとまえに
韓国で、慰安婦になってポートレートを撮った?韓国人の女性が
売名行為だとかなんとか叩かれていて
それとは違うなにかを感じるんだけどな。


もっと会田さんがどう擁護したかを聞きたかった。


あと、美大やら何やらで教えている会田さんだけど
「ムサビの学生超つまんない、美学校の連中のがずっと面白かった」
っていってたのにぐさっとなった。
チン↑ポムを最初に見たとき
いいか悪いかわかんないけど
自分自身もそうだし周りを含めて完全に負けた、って肌で感じたんだよね
この感覚はなんだろ
いいか悪いか言えないのに、欲してる?


ダダカンとか
アンパンの時代に反応するのに
今のアートシーンにあんまりそこまでドキドキしないのは
わたしがそーゆーのりの人間だからかな、って思ってたけど
チン↑ポムの出現は
「あ、いた!」って感じだったんだよなー…
チン↑ポム見に、
無人島プロダクションに行かなければ
ダダカンチラシもゲットできなかったのだしなぁ。


うーん
ひとりごとの域をでませんね


なにはともあれ
わたしは、チン↑ポムの登場・存在が嬉しかったのは確か。
小室の音楽は好きだけど小室はやっちまったなぁ、という人がいたら
それに近いような
そうでもないような…
いや、違う、これ間違いました。却下。