骨の色

早朝、雨だというのに父と弟が海へ。
ダツを釣り上げてきた。
サヨリの口をもっと鋭く大きくした感じで、刺さりそう。
歯は鋸みたいにビッシリ。
たしかさかなクンが、
夜、海中でライトをつけると突進してきて、
ダイバーが出血多量で死に至ることも、といっていた、あれじゃないかな。
図鑑をみたらテンジクダツなるたいそうな名前が。
帰ったら、テンジクは塩焼きになっていた。
太刀魚みたい。味は淡泊。
なんと、骨が青緑色だった。
彼らは自身の骨の色を知っているだろうか。
たとえ、あらわになったとしても
海の中だから
見えないのだろうなぁ。